毎日暑いですね。 ギラギラの太陽と上手に付き合いながら( 熱中症にくれぐれも注意!)健やかに夏を楽しみたいものです。
わたくしの肥後朝顔の展示は夏休み期間中と重なっています。今回の花びらには熊本の阿蘇や有明海のイメージも重ねています。熊本地震から3ヶ月経ちましたが、まだまだ突然激変した風景や生活を呑み込めていません。はじめは恐怖に怯え、その後、 現実を直視して疲労しきったわたしたちの「 こころの晴れ」につながればという気持ちで制作に臨みました。
朝の栄光 – いのちの凱旋 (肥後朝顔2016.07)
ミクストメディア(熊本市民の方から募った着物、皮革、羽、鏡、紙などの混合使用)
2016年
今田淳子
天からの地球。
卵子。湧く水の波紋。
アンドレア=マンテーニャの円空。
アイーダ。ファンファーレトランペット。
揺れるフレアスカート。
揺れるフレアスカート。
ダルヴィーシの祈り。
有明の凪。光のつぶ。
濃い緑の阿蘇。むき出しの山肌。水流。
滑空。
朝顔の大輪、純白のロートの奥に小さく覗くいのち。
自然に抱かれ、時にそれにひれ伏し、私たちは今日も、生きている。
*
朝顔は英語でmorning glory − 朝の栄光。
震災から3ヶ月半が経とうとしています。
わたくしの熊本応援花、第2作目は「肥後朝顔」です。
朝顔は英語でmorning glory − 朝の栄光と呼ばれています。
わたくしの熊本応援花、第2作目は「肥後朝顔」です。
朝顔は英語でmorning glory − 朝の栄光と呼ばれています。
生きることへの感謝をかみしめながら、栄光のあしたを創造する決心の時なのかもしれません。
大切に育てられ、引き継がれる大輪の肥後朝顔のように、わたしたちそれぞれの心が大きくひらき、翔び立つことができますように。
2016年 7月27日
今田 淳子
(熊本市現代美術館展示パネル作家からのメッセージより)
メッセージやコンセプトメモは美術館内にコピーも置いてあるようです。
目下、肥後菊の制作構想中。
今年は、肥後六花制作で季節を先取りです。
今回の展示は8月29日まで。
今回の展示は8月29日まで。
お見逃しなく!
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